不支給事案を点検へ
厚生労働省は令和7年6月11日、令和6年度の障害年金の認定状況の調査報告書を公表しました。
新規裁定1,000件のうち、非該当(等級に該当しない)は130件(13%)となり、過去最高であることが分かりました。
非該当割合を種類別に見ると、精神障害が12.1%と前年(6.4%)から大きく上昇しており、その要因には「障害等級の目安より下位等級に認定され不支給となっているケース」が75.3%と前年(44.7%)より増えていました。
厚生労働省は今後すべての不支給事案について複数の認定医による審査を行うほか、過去の精神障害等の不支給事案の点検をする方針を示しました。
こちらは調査報告書です。
https://www.mhlw.go.jp/content/12512000/001502249.pdf

